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寺田マユミ / 辻仁成「父 Mon Père」装画制作

Posted on July 16.2020

digmeoutアーティストの寺田マユミが、辻仁成さん作の書籍「父 Mon Père」の装画を担当しました。


Artist:寺田マユミ Client:集英社文庫 Coordinate:digmeout


【書誌データ】 書名:父 Mon Père         著者名:辻仁成    2020年7月17日発売   定価:本体560円+税 カバーデザイン:田中久子 イラストレーション:寺田マユミ ISBN:978-4-08-744134-5


【キャッチ】 パパと生きてきた。 ここ、パリで――。 フランスで子育て中の著者が紡ぐ、家族と愛を巡る運命の物語。


【内容紹介】 フランスで子育て中の著者が紡ぐ、父と子の物語。 パリで生まれ育った「ぼく」は、ママを事故で亡くして以来、この街でパパと二人きりで生きてきた。だが、七十歳を過ぎたパパに、健忘症の症状が出始める。彼が迷子になるたびに、仕事中であろうと、真夜中だろうと、街を駆けずり回ることに。一方で、結婚を迫ってくる恋人との関係にも頭を悩ませていた。実はぼくらの始まりには、両親の過去が深く関わっていて――。家族と愛を巡る運命の物語。


【著者紹介】 辻仁成(つじ・ひとなり) 東京都生まれ。1989年『ピアニシモ』ですばる文学賞を受賞。以後、作家・詩人・ミュージシャン・映画監督と、幅広いジャンルで活躍。97年『海峡の光』で芥川賞、99年『白仏』のフランス語翻訳版「Le Bouddha blanc」で、フランスのフェミナ賞・外国小説賞を日本人として初めて受賞。現在は拠点をフランスに置き、創作活動に取り組んでいる。

野田ジャスミン / 個展「湖面に沈む」

Posted on July 2.2020

digmeout/DMOARTSでも活動するアーティスト野田ジャスミンの個展「湖面に沈む」が、北浜のホテルTHE BOLY OSAKAの地下ギャラリー「KITAHAMA N gallery」で開催します。本展示では、薄暗い地下空間に睡蓮の蕾を模した器物作品をグリッド状に多数配置し、明滅する心象風景のイメージとともに、現在の自身の心情や社会との関わりの中で抱える《希望》と《不安》の間にある、“どこにもない場所”をインスタレーション作品として展開している。また、シリーズを通して、用途性を残した工芸品である器物作品がインスタレーション空間の一部になることで、工芸とアートを横断し、元来の工芸に対する価値観の所在がどこにあるのかを鑑賞者に問いかけていく。


[プロモーション動画] https://youtu.be/RJbZ8VPyAbM


[アーティストプロフィール] 野田ジャスミン 1996年タイ国生まれ。主に器物作品および、それらを用いたインスタレーション作品を制作。多面性を持つ現代工芸のカタチを明確にすることを目的に、器物作品を通じて「工芸とアート」の関わりについて言及していく。2018年より発表する「記憶のスワン」シリーズでは、自身が表現のルーツとする母国タイに実在している、「水平線まで続く一面の蓮池」の記憶の風景をモチーフに、工芸という領域の持つ散漫な多様性を細分化し、中立な存在へと再構築を行う。主な展示に、​ARTISTS’ FAIR KYOTO 2020​の参加など、関西を拠点に活動を行う。 https://digmeout.net/artists/jasmine-noda/


[展覧会概要] 会期:2020年7月10日(金)-7月23日(木) ※月曜休廊 時間:平日15時-19時 土日13時-19時 会場:KITAHAMA N gallery    大阪府大阪市中央区北浜2-1-16 B1F アクセス:大阪市営地下鉄御堂筋線 淀屋橋駅 徒歩5分      大阪市営地下鉄堺筋線 北浜駅 徒歩3分      京阪中之島線 なにわ橋駅 徒歩3分 観覧料:無料


※新型コロナウィルスの対策について 会場入り口での消毒の設置、スタッフのマスク着用を徹底し運営します。 来場されるお客様も必ずマスクの着用をよろしくお願いします。 また、混雑時は入場制限を設ける場合がございますのでご了承ください。


企画協力:THE BOLY OSAKA 企画:keshiki.jp

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