competition

FM802 / FM COCOLO の新作マフラータオルデザインコンペ

受付期間:2018年11月8日~2018年11月30日

★応募概要★
FM802 / FM COCOLOで製作する新作マフラータオルのデザイン

(1)製作物
マフラータオル(W1100×H200mm)
1タイプ250枚程度、2タイプを作成予定
基本2色使い(白地は別)

(2)販売先
DMOARTS店舗やFM802 / FM COCOLOネットショップ(ラジパスストア)、FM802 / FM COCOLO の各種イベントなど
販売開始予定:2019年4月
販売予定価格:1,500円

(3)デザイン費
50,000円 + サンプル10枚提供
※追加製作する場合は、都度双方協議の上、設定

(4)スケジュール
ラフ案提出〆切 11/30(金)

(5)応募方法
上記条件と、下記注意事項をよくお読みの上で、
高橋宛にデザイン案をお送りください。

▼注意事項▼
※1 ロゴ・・・FM802,FM COCOLOのロゴをデザイン内に展開すること
※タオルの色味の出方は、PC画面上とは異なることをあらかじめ理解した上で創作すること
※コンペ形式のため、提出していただいたデザイン案の採用は確約されておりません

現在は受け付けておりません。

作品レビュー

digmeout 谷口です。

タオルのコンペに多数ご参加いただき、ありがとうございました。正直こんなに集まるとは。
そして、この人がコンペに?と、思いがけない人の参加がとても新鮮で嬉しい驚きでした。
厳正なる選考の結果、HR-FMのターンテーブルのデザインを採用します。

802 / COCOLOのグッズということで一般のリスナーにも一目でわかるデザインが求められます。
またラジオ局のノベルティということで「音楽」に関わるテーマを大きく打ち出すことが必須です。
また、タオルだけに細長いスペースでの割付。その中に自分のアーティスト風味、デザインセンスを
どう盛り込むかが今回の選考のテーマです。

HR-FMのデザインはシンプルでわかりやすい音楽重視のテーマとデザイン処理がずば抜けていました。
猫りんなさん、日野カズヒロさんのデザインもよかったです。谷口的に次点とします。
全員のレビューを書きました。画像とともにご覧ください。

2019年からは全ての802に関わるデザインを可能な限りオープンコンペにします。毎月のタイム
テーブル、グッズ企画、などチャンスはたくさんあります。その場で採用されなくても、コンペ
応募作品から仕事のチャンスにも繋がります。たくさんのdigmeoutメンバーの参加をお待ちしています。

採用作家

  • 作家:HR-FM
  • タオルの横長シルエットをDJブースに見立てた発想がシンプルで強い。思いついてもそれをカッコよくフィニッシュできるデザイナーとしての力量が素晴らしい。ターンテーブル、ミキサー、コードの配線までこだわった仕上がりがグッド。タオルの生地の白を効果的に使った配色バッチリです。

エントリー作家

    • eimi
    • eimiちゃん得意のガールズイラストにミッキーの耳よろしくレコードがついてるアイデアがいい。
      音楽のモチーフをガーリーに仕上げたセンスはさすが。ステッチが入ったジーンズのシルエット
      がおしゃれをわかってる人のイラストだと思います。B案がバランスもいい。
    • hymn
    • hymnがタオルのデザインコンペに参加してくれるとは新鮮な驚き。果敢に挑戦してくれてありがとう。
      「ディスコ」を自分なりのアートに昇華して作品に仕上げてくるところはアーティスティックでカッコイイけど、802グッズとしてはぶっ飛びすぎたかなー。ロックの名盤ジャケのhymnアレンジとかしたら可能性があったかも。チャレンジ精神を買う!
    • さくらいはじめ
    • うーん、手堅い。もうこのバニーガールキャラクターでの展開はいくらでも考えられそうだ。
      お題もらってさくさくっと仕上げた感がプロですな。これはもう802グッズというよりは、802ロゴ入りのさくらいグッズだけどね。
    • ミヤザキ
    • ミヤザキも参加ありがとう。なかよしわんこと男の子の音楽ライフが可愛く表現されています。
      いつものシンプルなミヤザキイラストレーションにエイティーズテイストが加味された新展開を見た。ちょっと802グッズとしてはヤングすぎるかと思ったけど、今のトレンドも感じさせてくれて
      こういう方向性もあるかも気づかせてくれた。
    • ミヤザキコウヘイ
    • ミヤザキコウヘイくんも腕をあげてきたなー。Adobe Stockの日本人初のプレミアコントリビューターとしてのチャレンジをここでもやってみようとしているところが良い。シンプルで強い車のデザインはいろんな使い道があるだろう。トランペット、ギターのアイコンがちょっと唐突で全体のバランスとしては弱いけど、今までのイラストを踏まえてさらに可能性をアピールしてくれた応募だと思います。
    • ユカイズハラ
    • ユカさんらしい得意のパステルカラー動物イラストでの参加。ポップで楽しいデザインだけど、
      うーんこれは自分のグッズタオルでしかないなー。ロゴは入ってるけどね。802なりFM COCOLOなりを感じさせる音楽ネタを少しでも入れて欲しかったなー。
    • Rinna ♥ 猫りんな
    • 猫りんなちゃんは今回のコンペの中で一番僕を驚かせてくれた。かわいい女子、憂いのあるガールズイラストが得意だと思っていたりんなちゃんがこんなファンキーでスタイリッシュなイラストレーションをしかもデジタルで描けるなんて。しかも2色規定のレギュレーションもうまくクリアしていてストリート感もある。タオル以外にもこのデザインで使える可能性がたくさんありそう。嬉しい
      期待感でいっぱいの作品です。
    • 井上たつや
    • 5案も提案、ありがとうございます。自分の得意のキャラに802グッズをぐっと手繰り寄せていこおうという大人のプレゼンテーション。グッズの方向性としてはA案だと思いますが、商品としてのインパクトがちょっと弱かった。より音楽に寄せたアイコン、キャラを作りためておいて次を狙って欲しいです。
    • 遠山敦
    • まさかの大御所、遠山さんがコンペ案出してくださるなんて恐れ入ります。遠山さんも得意の鳥アイコンでの清々しいタオルデザイン。黒田征太郎さんのファンキーバードも連想させるデザイン。グラフィックとしての完成度、作家の個性としては一番完成度が高かったです。802 COCOLOグッズとしては音楽の要素が欲しかった。
    • 加藤正臣
    • 加藤さんもコンペ参加してくれる意欲のある方だと知り、嬉しいです。笛吹いて踊る得意の女子高生モチーフはいかにも加藤さんらしいタッチ、で、他の人が真似できないオリジナルな面白さがありますが、802のオフィシャルグッズとしてはちょっと着地点が遠いのと、タオルにプリントして仕上げるには麺や線が細かすぎました。加藤さんにこのような提案意欲があるのであれば何かコラボを考えてみたいです。
    • Yuhei Takahata
    • シンプルで力強いデザイン。オレンジのラインと、青、白ベタを効果的に使ったグラフィックはグッズ作りの経験値の高いグラフィック処理だと思います。が、802のグッズのマフラータオルで花とミツバチのテーマの意図が伝わらず。モチーフ次第ではすぐ採用となるのになあと思いました。
    • 高棹祥太
    • 高棹くん、カッコイイ案だ。自分の得意なコラージュ作品をこうやって2色使いのグッズデザインに落とし込むことができますよというプレゼンテーションに高棹作品展開の可能性が見えた。もう少し要素を整理してどの部分から見てもロックスターってわかるビジュアルの作り方になればよかったと思うけど、他の802関連のビジュアルにも十分対応できるポテンシャルはあると見た。
    • 寺田マユミ
    • 相変わらずのオトナで胸キュンなデザイン。特に2案目のパステルカラー案は、流行りの80年代も意識したデザインでとてもイイと思いました。タオルにすると巻いちゃったりするのでこのように全体を見ることができないからこのストーリーが伝わりづらいかもしれないけれど、クリスマスやヴァレンタインのキャンペーンのバナーとかキービジュアルには十分対応できる素敵な作品でした。
    • 小松聖二
    • 小松くんひさしぶり。コンペに参加してくれて嬉しいよ。相変わらずのポップな妖怪たちが健在で作風がぶれてないのが良い。なかなかクセの強いイラストレーションゆえにそのまま802グッズに採用!とはいかないのが残念ではあるが、ディレクション次第では面白い展開も期待できるのではと思ってしまう。久しぶりに会いたいなあ。
    • 清水智裕
    • 美術作家の清水さんもご参加、嬉しい限り。得意の丸顔女性キャラをちりばめて、タオルなのに全体がバンダナ風デザインで処理されているとことに清水さんのファッションセンスを感じます。お洒落。まだラフでしょうがヘッドホンのアイコンもちょっと唐突だった。この女子キャラに装着されるなどもっと音楽に寄せたらいい感じになるかもと思い。
    • 日野カズヒロ
    • 日野くん、スクールマフラーをイメージしたシンプルでわかりやすいデザイン。なかなか良い。
      802グッズってこれぐらいシンプルで単純なものの方が目立っていいと思う。作家性は押さえ気味だけど、このクセのなさを敢えてそのまま出すという判断がオトナだと思う。こういうグッズの方が良く売れると思うなあ。

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